川崎市議会 > 2013-06-03 >
平成25年 第2回定例会−06月03日-目次
平成25年 第2回定例会−06月03日-01号

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  1. 川崎市議会 2013-06-03
    平成25年 第2回定例会−06月03日-01号


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    最終取得日: 2021-05-06
    平成25年 第2回定例会−06月03日-01号平成25年 第2回定例会 川崎市議会定例会会議録(第1日) 平成25年6月3日(月) 議事日程  第1   会議録署名議員の指名  第2   会期の決定  第3   議長辞職の件  第4   議長の選挙  第5   副議長辞職の件  第6   副議長の選挙  第7
      議案第62号 川崎市住民投票条例の一部を改正する条例の制定について   議案第63号 川崎市市税条例の一部を改正する条例の制定について   議案第64号 川崎市個人市民税の控除対象となる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人を定める条例の一部を改正する条例の制定について   議案第65号 川崎市子ども・子育て会議条例の制定について   議案第66号 川崎市心身障害者総合リハビリテーションセンター条例の一部を改正する条例の制定について   議案第67号 川崎市保育園条例の一部を改正する条例の制定について   議案第68号 川崎市地方卸売市場業務条例の一部を改正する条例の制定について   議案第69号 川崎市動物の愛護及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について   議案第70号 川崎市老人福祉センター条例及び川崎市高津老人福祉地域交流センター条例の一部を改正する条例の制定について   議案第71号 川崎市地区計画の区域内における建築物等の形態意匠の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について   議案第72号 川崎市地区計画の区域内における建築物に係る制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について   議案第73号 川崎市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について   議案第74号 川崎市墓地条例の一部を改正する条例の制定について   議案第75号 川崎市霊堂条例の一部を改正する条例の制定について   議案第76号 川崎市港湾施設条例の一部を改正する条例の制定について   議案第77号 川崎市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について   議案第78号 川崎市立学校の設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について   議案第79号 川崎市立高等学校入学選考料等徴収条例の一部を改正する条例の制定について   議案第80号 川崎市高等学校奨学金支給条例の一部を改正する条例の制定について   議案第81号 仮称リサイクルパークあさお整備事業王禅寺処理センター土壌汚染対策及び地下構造物等解体撤去工事請負契約の締結について   議案第82号 同報系防災行政無線設備デジタル化整備工事請負契約の締結について   議案第83号 川崎市南平間保育園指定管理者の指定について   議案第84号 川崎市宮前平保育園指定管理者の指定について   議案第85号 川崎市白鳥保育園の指定管理者の指定について   議案第86号 町田市道路線の認定の承諾について   議案第87号 市道路線の認定及び廃止について   議案第88号 黒川地区小中学校新設事業の契約の変更について   議案第89号 訴えの提起について   議案第90号 平成25年度川崎市一般会計補正予算   報告第2号 平成24年度川崎市一般会計繰越明許費繰越額の報告について   報告第3号 平成24年度川崎市一般会計事故繰越し繰越額の報告について   報告第4号 平成24年度川崎市卸売市場事業特別会計繰越明許費繰越額の報告について   報告第5号 平成24年度川崎市港湾整備事業特別会計繰越明許費繰越額の報告について   報告第6号 平成24年度川崎市墓地整備事業特別会計繰越明許費繰越額の報告について   報告第7号 平成24年度川崎市生田緑地ゴルフ場事業特別会計繰越明許費繰越額の報告について   報告第8号 平成24年度川崎市病院事業会計継続費繰越額の報告について   報告第9号 平成24年度川崎市下水道事業会計予算繰越額の報告について   報告第10号 平成24年度川崎市水道事業会計予算繰越額の報告について   報告第11号 平成24年度川崎市工業用水道事業会計予算繰越額の報告について   報告第12号 川崎市情報公開条例第35条の規定による運営状況の報告について   報告第13号 川崎市個人情報保護条例第41条の規定による運営状況の報告について   報告第14号 川崎市審議会等の会議の公開に関する条例第11条の規定による運営状況の報告について   報告第15号 地方自治法第180条の規定による市長の専決処分の報告について  第8   議案第91号 川崎市監査委員の選任について  第9   神奈川県内広域水道企業団議会議員の選挙について  第10   神奈川県川崎競馬組合議会議員の選挙について  第11   神奈川県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 付議事件  議事日程のとおり           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 出席議員 (60人)            40番  沼沢和明  1番  小川顕正            41番  廣田健一  2番  小田理恵子           42番  石田康博  3番  竹田宣廣            43番  浅野文直  4番  押本吉司            44番  大島 明  5番  添田 勝            45番  石田和子  6番  三宅隆介            46番  宮原春夫  7番  猪股美恵            47番  市古映美  8番  川島雅裕            48番  竹間幸一  9番  田村伸一郎           49番  東 正則  10番  原 典之            50番  潮田智信  11番  青木功雄            51番  飯塚正良  12番  橋本 勝            52番  雨笠裕治  13番  大庭裕子            53番  花輪孝一  14番  勝又光江            54番  菅原 進  15番  為谷義隆            55番  後藤晶一  16番  松川正二郎           56番  岩崎善幸  17番  月本琢也            57番  嶋崎嘉夫  18番  木庭理香子           58番  鏑木茂哉  19番  吉田史子            59番  矢澤博孝  20番  露木明美            60番  坂本 茂  21番  河野ゆかり          −−−−−−−−−−−−−−−−−−−  22番  浜田昌利  23番  かわの忠正  24番  林 浩美  25番  尾作 均  26番  松原成文  27番  吉沢章子  28番  山崎直史  29番  井口真美  30番  佐野仁昭  31番  石川建二  32番  斉藤隆司  33番  岩隈千尋  34番  山田益男  35番  織田勝久  36番  粕谷葉子  37番  吉岡俊祐  38番  山田晴彦  39番  岡村テル子 出席説明員               出席議会局職員  市長        阿部孝夫      局長        古知屋 清  副市長       砂田慎治      総務部長      平野 誠  副市長       三浦 淳      議事調査部長    野村正人  副市長       齋藤力良      庶務課長      鈴木和恵
     病院事業管理者   秋月哲史      議事課長      石塚秀和  上下水道事業管理者 飛彈良一      政策調査課長    渡邉 充  総務局長      船橋兵悟      議事係長      鈴木智晴  総合企画局長    瀧峠雅介      議事課担当係長   山本 縁  財政局長      小林 隆      議事課担当係長   渡邉岳士  市民・こども局長  加藤順一      外関係職員  こども本部長    岡本 隆     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−  経済労働局長    伊藤和良  環境局長      稲垣 正  健康福祉局長    伊藤 弘  まちづくり局長   田中敬三  建設緑政局長    大谷雄二  港湾局長      大村研一  会計管理者     森下和子  交通局長      田巻耕一  病院局長      小金井 勉  消防局長      福井昭久  市民オンブズマン事務局長            栗山敏子  教育長       渡邊直美  選挙管理委員会事務局長            井出長生  監査事務局長    桑原賢治  人事委員会事務局長 土方慎也 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−                 午前10時0分開会    〔局長「ただいまの出席議員副議長とも59人」と報告〕 ○副議長(岩崎善幸) ただいまから、平成25年第2回川崎市議会定例会を開会いたします。           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○副議長(岩崎善幸) 直ちに、本日の会議を開きます。           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○副議長(岩崎善幸) 議事に先立ちまして、御報告を申し上げます。  去る5月22日に開催されました全国市議会議長会総会におきまして、同会の表彰規程により、9人の皆様が永年勤続議員として表彰を受けました。お一人ずつ御紹介を申し上げます。  10年勤続議員として三宅隆介議員。(拍手)    〔三宅隆介起立、黙礼〕  林浩美議員。(拍手)    〔林 浩美起立、黙礼〕  尾作均議員。(拍手)    〔尾作 均起立、黙礼〕  松原成文議員。(拍手)    〔松原成文起立、黙礼〕  吉沢章子議員。(拍手)    〔吉沢章子起立、黙礼〕  山崎直史議員。(拍手)    〔山崎直史起立、黙礼〕  井口真美議員。(拍手)    〔井口真美起立、黙礼〕  織田勝久議員。(拍手)    〔織田勝久起立、黙礼〕  廣田健一議員。(拍手)    〔廣田健一起立、黙礼〕  以上の方々でございます。皆様には、議会を代表いたしまして心よりお祝いを申し上げます。           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○副議長(岩崎善幸) 次に、議会運営委員会委員の選任についてです。  本件につきましては、委員会条例第12条に基づきまして、議会運営委員会委員であります竹間幸一議員から、3月31日付をもちまして同委員を辞任したい旨の申し出がありましたので、議長において辞任を許可いたしました。したがいまして、委員会条例第6条第1項ただし書きの規定により、その後任の委員として、閉会中の4月1日に議長において市古映美議員を指名し、議会運営委員に選任いたしましたので、御報告を申し上げます。  また、同じく議会運営委員会委員であります月本琢也議員から、5月24日付をもちまして同委員を辞任したい旨の申し出がありましたので、議長において辞任を許可いたしました。したがいまして、委員会条例第6条第1項ただし書きの規定により、その後任の委員として、閉会中の5月24日に議長において松川正二郎議員を指名し、議会運営委員に選任いたしましたので、御報告を申し上げます。  同じく、議会運営委員会委員であります沼沢和明議員、菅原進議員、以上2人の議員から、5月31日付をもちまして同委員を辞任したい旨の申し出がありましたので、議長において辞任を許可いたしました。したがいまして、委員会条例第6条第1項ただし書きの規定により、その後任の委員として、閉会中の5月31日に議長において山田晴彦議員後藤晶一議員、以上2人の議員を指名し、議会運営委員に選任いたしましたので、御報告を申し上げます。           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○副議長(岩崎善幸) 次に、平成25年第1回定例会において議決され、その扱いを本職に一任されておりました中小企業の再生・活性化策の充実・強化を求める意見書外2件の意見書につきましては、その後、関係方面に提出し、その実現方を要望しておきましたので、御了承を願います。           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○副議長(岩崎善幸) 次に、既に皆様方のお手元に配付し、御報告を申し上げておきましたが、市長から、川崎市外国人市民代表者会議条例第11条第2項の規定により、川崎市外国人市民代表者会議の年次報告が議会宛てにありましたので、お知らせをいたします。           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○副議長(岩崎善幸) 次に、これも既に皆様方のお手元に配付し、御報告を申し上げておきましたが、川崎市市民オンブズマンから、川崎市市民オンブズマン条例第22条の規定により、平成24年度の報告並びに川崎市人権オンブズパーソンから、川崎市人権オンブズパーソン条例第26条の規定により、平成24年度の報告がそれぞれ議会宛てにありましたので、お知らせをいたします。           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○副議長(岩崎善幸) 次に、同じく、既に皆様方のお手元に配付し、御報告を申し上げておきましたが、監査委員から、地方自治法第199条第4項及び第7項の規定による定期監査の結果及び同条第2項の規定による行政監査の結果について、それぞれ議会宛てに提出がありましたので、お知らせをいたします。           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○副議長(岩崎善幸) 次に、議会閉会中に行われました人事異動による新任の議事説明員につきまして、市長から紹介したい旨の申し出がありますので、お願いいたします。市長。 ◎市長(阿部孝夫) それでは、議会閉会中に発令をいたしました新任の議事説明員の御紹介をさせていただきます。  上下水道事業管理者、飛彈良一。    〔飛彈良一黙礼〕  総合企画局長、瀧峠雅介。    〔瀧峠雅介黙礼〕  市民・こども局長、加藤順一。    〔加藤順一黙礼〕  健康福祉局長、伊藤弘。    〔伊藤 弘黙礼〕  まちづくり局長、田中敬三。    〔田中敬三黙礼〕  会計管理者、森下和子。    〔森下和子黙礼〕  病院局長、小金井勉。    〔小金井 勉黙礼〕  人事委員会事務局長、土方慎也。    〔土方慎也黙礼〕  次に、区長でございます。  幸区長、上野葉子。    〔上野葉子黙礼〕  麻生区長、多田昭彦。    〔多田昭彦黙礼〕  以上でございます。ありがとうございました。           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○副議長(岩崎善幸) 次に、地方自治法第121条第1項の規定によりまして、本職から議事説明員の出席を求めましたので、御了承を願います。           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○副議長(岩崎善幸) 次に、本日の議事日程を報告いたします。本日の議事日程は、お手元に配付してあります議事日程第1号のとおりであります。(資料編1ページ参照)           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○副議長(岩崎善幸) これより日程に従い、本日の議事を進めます。           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○副議長(岩崎善幸)  △日程第1の会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第129条の規定によりまして本職から御指名を申し上げます。15番、為谷義隆議員、23番、かわの忠正議員、42番、石田康博議員、以上の3人の議員を御指名いたします。
              −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○副議長(岩崎善幸) 次に、 △日程第2の会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から6月26日までの24日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(岩崎善幸) 御異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたしました。           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○副議長(岩崎善幸) 次に、 △日程第3の議長辞職の件を議題といたします。  御報告申し上げます。大島明議長から本職宛てに議長の辞職願が提出されております。  書記に辞職願を朗読させます。    〔書記朗読〕           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−                  辞 職 願  このたび一身上の都合により議長の職を辞職いたしたいので、許可されるよう願います。  平成25年6月3日                            川崎市議会議長 大島 明  川崎市議会副議長 岩崎善幸様           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○副議長(岩崎善幸) 辞職願は以上のとおりです。これより会議規則第106条第2項の規定により、大島明議長の議長辞職の件につきまして、採決を行います。  お諮りいたします。大島明議長の議長辞職を許可することに賛成の議員の起立を求めます。    〔局長「総員起立」と報告〕 ○副議長(岩崎善幸) 総員起立であります。よって、大島明議長の議長辞職を許可することに決定いたしました。大島明議員に連絡を願います。    〔大島 明着席〕 ○副議長(岩崎善幸) 大島明議員に申し上げます。ただいま議長辞職の件をお諮りいたしました結果、議長辞職を許可することに決定いたしましたので、お知らせいたします。  なお、この際、議長を退任されました大島明議員に御挨拶をお願いいたします。    〔大島 明登壇、拍手〕 ◆44番(大島明) ただいま議長の退任のほうを承諾いただきましてありがとうございます。  この2年間、3・11大震災被災の後の岩崎副議長との議会運営ということで、議員各位におかれましては大変な御理解、御協力を賜りました。また、会派の皆様にも大きな協力をいただきまして、川崎市議会のすばらしい議会運営に協力をいただいたこと、改めてお礼を申し上げたいと思います。  震災後の議会ということで、日本全国、節電、これが大きな課題となりました。議会運営についても協力をいただきましたし、施設面についても、LED化を進めた中で大きな実績を残せたのも、やはり皆様方の協力のたまものと心から感謝を申し上げたいと思います。  長年、川崎市議会で課題となっておりました日章旗、市旗の議場掲揚も、おかげさまで、会派皆様方、議員各位の深い御理解のもとに掲揚できるようになりました。心から感謝を申し上げたいと思います。政令市では最後の掲揚となりましたが、やはり日本国民でありますので、国旗、市旗の掲揚のもとに神聖な議会の中で議論を重ねてまいりたい、こういう思いが通じたわけでございます。  また、議会改革におきましても、新たに議会運営検討協議会、こういうものも設置して、積み残された課題を解決しよう、こういうことで御理解をいただき新たに設置させていただきました。また、議会局の皆様には議会かわさき、これも本当に2年前と比べるとかなり見やすい、わかりやすい、すばらしい紙面になったのではないか。多分市民の皆さんも、大変見やすくなったので多くの方に読んでいただいているのではないかな、こんな思いもあります。議会局の皆様、本当にありがとうございました。  それぞれの皆さんに大きな協力をいただき、この2年間無事に終了することができました。心から感謝を申し上げ、そして新たな正副議長さんに議会運営、これは何よりも十分な議論をして議会の方向性を出していく、これが重要だと思っておりますので、今後とも議会改革、そして市民の安心・安全のためにすばらしい市議会の運営に携わっていただきますようお願いを申し上げ、退任の御挨拶とさせていただきます。2年間まことにありがとうございました。(拍手) ○副議長(岩崎善幸) 以上をもちまして、議長辞職の件を終わります。           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○副議長(岩崎善幸) 次に、 △日程第4の議長の選挙を行います。  会議規則第26条の規定によりまして、議場の閉鎖を命じます。    〔議場閉鎖〕 ○副議長(岩崎善幸) 議長の選挙に当たりまして、候補者の御推薦がありましたら御発言を願います。42番、石田康博議員。    〔石田康博登壇、拍手〕 ◆42番(石田康博) おはようございます。お許しをいただきまして、推薦の御挨拶を申し上げます。  私は、自由民主党川崎市議団を代表いたしまして、議長に同僚の浅野文直議員を推薦申し上げます。浅野議員は、平成11年に市議会議員として初当選以来、現在4期目に当たり、この間、川崎市政の発展と市民生活の向上に尽力してまいりました。特に、川崎市議会においては予算審査特別委員会委員長を初め、まちづくり委員会委員長、環境委員会副委員長、議会運営委員会副委員長などの要職を歴任するとともに、平成23年から2年間、私ども自由民主党川崎市議団団長として的確な判断力と強い責任感を持って団の運営に当たり、その職責を十二分に果たしてまいりました。また、我が党における無駄撲滅プロジェクトに関心を持ち、中心的な役割を担って積極的な活動を続けるなど、政策通としても知られているところであります。  昨今、社会経済状況は大きく変動しつつあり、本市においてもさまざまな課題が山積しております。市議会の果たすべき役割はますます増大し、議会のかじ取り役である議長の職責もまた極めて重要でありますが、このような状況下において現在42歳で気力、体力ともに充実し、本市議会のさらなる充実のため、市民に開かれた議会運営の一層の推進に向けて、その持てる能力を遺憾なく発揮することができる浅野議員こそ、川崎市議会議長としてその重責を担うにふさわしい人物であると確信いたしております。  ここに、浅野文直議員を川崎市議会議長として議員の皆様方に御推薦申し上げますので、何とぞ御賛同いただけますよう心からお願いを申し上げまして、推薦の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○副議長(岩崎善幸) ほかに御推薦の発言はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(岩崎善幸) なければ、これをもちまして推薦の発言を打ち切ります。  これより、ただいまの出席議員数を確認いたします。局長に報告させます。 ◎局長(古知屋清) ただいまの出席議員、副議長とも60人。 ○副議長(岩崎善幸) ただいまの出席議員数は、局長の報告のとおりであります。  これより、書記に投票用紙を配布させます。    〔投票用紙配布〕 ○副議長(岩崎善幸) 投票用紙の配布漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(岩崎善幸) 配布漏れはないものと認めます。  投票箱を改めさせます。    〔投票箱点検〕 ○副議長(岩崎善幸) 投票箱に異状はないものと認めます。  それでは、これより投票を行いますが、念のために申し上げます。投票は単記無記名です。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、1番議員より順次投票を願います。    〔投票〕 ○副議長(岩崎善幸) 投票漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(岩崎善幸) 投票漏れはないものと認めます。これをもちまして投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。    〔議場開鎖〕 ○副議長(岩崎善幸) これより開票を行います。まず、会議規則第30条第2項の規定によりまして、開票立会人を指名いたします。開票立会人に、48番、竹間幸一議員、50番、潮田智信議員、59番、矢澤博孝議員、以上の3人の議員を指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(岩崎善幸) 御異議ないものと認めます。よって、ただいまの3人の方の立ち会いをお願いいたします。  これより投票箱を開き、投票の点検をさせます。    〔開票〕 ○副議長(岩崎善幸) 選挙の結果を局長から報告させます。 ◎局長(古知屋清) それでは、申し上げます。  投票総数60票。うち有効投票55票、無効投票5票。有効投票55票中、浅野文直議員55票。以上でございます。 ○副議長(岩崎善幸) 選挙の結果は、ただいまの報告のとおりです。したがいまして、議長には浅野文直議員が当選されました。  ただいま当選されました浅野文直議員が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。  それでは、ただいま議長に当選されました浅野文直議員に御挨拶をお願いいたします。    〔浅野文直登壇、拍手〕 ○議長(浅野文直) 議長就任に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。  ただいま議員各位の御推挙、御賛同をいただきまして、第39代川崎市議会議長の職を拝命いたしました浅野文直でございます。まことに身に余る光栄でございまして、衷心より感謝申し上げますとともに、歴史と伝統のあるその職責の重さに改めて身の引き締まる思いでございます。  大正13年に人口5万人で誕生した川崎市は、来年――平成26年には市制90周年の記念すべき年を迎えます。私は、川崎市が持つさまざまなポテンシャルを最大限に生かし、90周年を初め、100周年、さらにはその先も本市が発展を続け、市民の皆様に住んでよかったと思っていただけるふるさと川崎づくりに全力で取り組んでまいります。  川崎市議会におきましては、戦後最年少議長とのことですが、先人の遺訓をしのび、よき伝統を継承するとともに、改革の流れをとめることなく、さらなる改革を進め市民の負託に応えるべく最善を尽くす所存でございます。  ここ数年だけでも、議会基本条例、議会運営検討協議会と改革に先進的に取り組んできた川崎市議会でありますが、市民の望むあるべき二元代表制たる議会へと、皆様の闊達な議論により前進することを願います。  内閣府の月例経済報告などでは日本経済に明るい兆しも見受けられますが、本市の財政状況と収支見通しは、依然として厳しいものがあります。しかしながら、本市にはこれから世界の中心ともなり得る最先端の科学技術を初め、環境やライフサイエンス分野などの研究開発企業等が集積するとともに、多摩川や多摩丘陵など豊かな自然、音楽、映像などの文化芸術からスポーツに至るまで、幅広い分野にて発展と活躍が期待できます。この類いまれな潜在能力の開花を議会が後押しできるものと信じております。また、そうなるべく議長として最善を尽くしてまいります。  議員各位におかれましては、何とぞ公平公正で円滑な議会運営に御協力をお願い申し上げますとともに、市長を初め、理事者の皆様方におかれましても御協力賜りますことを心からお願い申し上げまして、議長就任の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○副議長(岩崎善幸) それでは、浅野議長と交代いたします。    〔岩崎副議長退席、浅野議長着席〕           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○議長(浅野文直) それでは次に、 △日程第5の副議長辞職の件を議題といたします。  御報告申し上げます。岩崎善幸副議長から本職宛てに副議長の辞職願が提出されております。  書記に辞職願を朗読させます。    〔書記朗読〕           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−                  辞 職 願  このたび一身上の都合により副議長の職を辞職いたしたいので、許可されるよう願います。  平成25年6月3日                           川崎市議会副議長 岩崎善幸  川崎市議会議長様           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    ○議長(浅野文直) 辞職願は以上のとおりです。これより会議規則第106条第2項の規定により、岩崎善幸副議長の副議長辞職の件につきまして、採決を行います。  お諮りいたします。岩崎善幸副議長の副議長辞職を許可することに賛成の議員の起立を求めます。    〔局長「総員起立」と報告〕 ○議長(浅野文直) 総員起立であります。よって、岩崎善幸副議長の副議長辞職を許可することに決定いたしました。岩崎善幸議員に連絡を願います。    〔岩崎善幸着席〕 ○議長(浅野文直) 岩崎善幸議員に申し上げます。ただいま副議長辞職の件をお諮りいたしました結果、副議長辞職を許可することに決定いたしましたので、お知らせいたします。  なお、この際、副議長を退任されました岩崎善幸議員に御挨拶をお願いいたします。    〔岩崎善幸登壇、拍手〕 ◆56番(岩崎善幸) お許しをいただきまして、副議長退任に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  思えば、東日本大震災が発生した直後に選挙がございまして、そして、新たな任期の議会となりました平成23年5月23日に臨時会におきまして、議員の皆様の温かい御賛同を賜り、第39代副議長に就任をいたしました。  以来2年間、微力ではございましたが、公正公平な議会運営に努めるとともに、市民の皆様に開かれた議会、これを目指してまいりました。おかげさまで気心の知れました大島議長とともに、何でも話し合いをしながら議長にリーダーシップを発揮していただき、議会運営の効率化や市民に身近で開かれた議会を推進することができたのではないかと、このように思っております。特に、議会改革を推進するために、議会運営検討協議会を設置いたしまして、議員の皆様の御協力のもと、市民の皆様によりわかりやすい議会にと前進、改革が図られたものと思っております。  そしてまた忘れられないことは、開かれた議会を推進するため市民への情報発信の一つとして、小学生とその保護者に議会へ関心を持っていただけるよう、夏休みこども議場見学会を開催いたしました。参加されましたお子さんの真剣なまなざしと笑顔がいまだに記憶に残っております。その中から将来議員になっていただけるものと、このように期待をいたしております。また、議会以外でも全国競輪主催地議会議長会相談役として、国や自治体との競輪事業へのかかわり、あり方なども研さんをさせていただく仕事も取り組ませていただきました。今後も研究を重ねてまいりたい、このように思っております。  終わりになりますけれども、私が副議長を2年間このように務められたことは、市長を初め、理事者の皆様、もちろん議員の皆様、議会局の皆様の御指導、御協力のたまものと心から感謝を申し上げます。今後とも、私も一議員として川崎市政発展のため、そして、市民のより住んでよかったと、このような川崎市づくりにまた邁進してまいる所存でございます。  以上、退任に当たりまして、皆様方への御礼の御挨拶とさせていただきます。この2年間、本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(浅野文直) 以上をもちまして、副議長辞職の件を終わります。           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○議長(浅野文直) 次に、 △日程第6の副議長の選挙を行います。  会議規則第26条の規定によりまして、議場の閉鎖を命じます。    〔議場閉鎖〕 ○議長(浅野文直) 副議長の選挙に当たりまして、候補者の御推薦がありましたら御発言を願います。49番、東正則議員。    〔東 正則登壇、拍手〕 ◆49番(東正則) おはようございます。お許しをいただきましたので、民主党川崎市議団を代表いたしまして、副議長候補の推薦を申し上げたいと存じます。  川崎市議会第40代の副議長候補者として、我が会派の飯塚正良議員を推薦させていただきます。飯塚正良議員は、平成3年初当選以来、現在6期目でございます。この間、第2委員会委員長、まちづくり委員会委員長、第4委員会副委員長、予算審査及び決算審査特別委員会副委員長、議会運営委員会副委員長等を歴任し、公正で公平な円滑な議会運営に誠心誠意努力してまいりました。さらに、平成21年4月から2年間、民主党川崎市議団団長を務め、きめ細やかな気配りと強いリーダーシップを持って、団の発展に尽くしていただきました。また、その誠実な人柄で多くの同僚議員の皆様からも信頼をいただいているところでございます。  今日、地方議会は、何よりも多様な市民の意見集約と反映のための重要な役割を担っており、市民からも大きな期待が寄せられております。こうした状況下において飯塚正良議員は、先ほど御紹介いたしましたとおり数多くの議会活動での実績を積まれておりますことから、副議長としてまさに適任であると同時に、市民本位の開かれた議会のために公平かつ民主的な議会運営により一層、誠心誠意取り組んでいくものと私たちは確信いたしております。  議員各位におかれましては、何とぞ御賛同賜りますよう心からお願い申し上げまして、推薦の言葉とします。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) ○議長(浅野文直) ほかに御推薦の発言はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野文直) なければ、これをもちまして推薦の発言を打ち切ります。  これより、ただいまの出席議員数を確認いたします。局長に報告させます。 ◎局長(古知屋清) ただいまの出席議員、議長とも60人。 ○議長(浅野文直) ただいまの出席議員数は、局長の報告のとおりであります。  これより、書記に投票用紙を配布させます。    〔投票用紙配布〕 ○議長(浅野文直) 投票用紙の配布漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野文直) 配布漏れはないものと認めます。  投票箱を改めさせます。    〔投票箱点検〕 ○議長(浅野文直) 投票箱に異状はないものと認めます。  それでは、これより投票を行いますが、念のために申し上げます。投票は単記無記名です。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、1番議員より順次投票を願います。    〔投票〕 ○議長(浅野文直) 投票漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野文直) 投票漏れはないものと認めます。これをもちまして投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。    〔議場開鎖〕 ○議長(浅野文直) これより開票を行います。まず、会議規則第30条第2項の規定によりまして、開票立会人を指名いたします。開票立会人には、先ほどの議長選挙の際にお願いをいたしました、48番、竹間幸一議員、50番、潮田智信議員、59番、矢澤博孝議員、以上の3人の議員を指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野文直) 御異議ないものと認めます。よって、ただいまの3人の方の立ち会いをお願いいたします。  これより投票箱を開き、投票の点検をさせます。    〔開票〕 ○議長(浅野文直) 選挙の結果を局長から報告させます。 ◎局長(古知屋清) それでは、申し上げます。  投票総数60票。うち有効投票57票、無効投票3票。有効投票57票中、飯塚正良議員57票。以上でございます。 ○議長(浅野文直) 選挙の結果は、ただいまの報告のとおりです。したがいまして、副議長には飯塚正良議員が当選されました。  ただいま当選されました飯塚正良議員が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。  それでは、ただいま副議長に当選されました飯塚正良議員に御挨拶をお願いいたします。    〔飯塚正良登壇、拍手〕 ○副議長(飯塚正良) 就任に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  ただいま、皆様の御賛同を賜りまして、川崎市議会第40代副議長に選出をいただきました飯塚正良でございます。まことに光栄でありますとともに、その責任の重大さを痛感しているところでございます。  東日本大震災から2年が経過し、復興に向けた取り組みが進められているものの、現在でも700人を超す方々が川崎市での避難生活を余儀なくされ、いまだ道半ばであります。一日も早い復興に向け、ともに安全で安心して暮らすことのできる川崎市となるよう、全力で取り組んでいくことが私たちの使命であると考えます。  幸いにして、信頼厚く、人格、識見ともにすぐれた浅野議長が就任されました。浅野議長とは同郷群馬の出身であり、赤城おろしで鍛えられた信念の人でもあります。私もとより微力でありますが、市民にわかりやすい公平公正で民主的な議会運営に努めるとともに、議員の皆様方の御支援をいただきながら、市民に開かれた議会を目指し、誠心誠意その職責を全うする決意でございます。  結びになりますが、議員各位の御指導、御鞭撻をお願い申し上げますとともに、阿部市長を初め、理事者の皆様方に御協力お願い申し上げ、就任の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○議長(浅野文直) 以上をもちまして、副議長の選挙は終わりました。           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○議長(浅野文直) 次に、 △日程第7の各案件を一括して議題といたします。  直ちに、理事者に提案理由の説明を求めます。市長。    〔市長 阿部孝夫登壇〕 ◎市長(阿部孝夫) 平成25年第2回川崎市議会定例会の開会に当たりまして、一言申し述べさせていただきたいと存じます。  我が国の景気につきましては、緩やかに持ち直しており、輸出環境の改善や国の金融政策、経済対策の効果などを背景に次第に回復に向かうことが期待されているところでございます。一方、海外景気の下振れや円安の進行に伴う燃料や食品などの価格上昇、TPP交渉への参加、東アジアの緊迫した国際情勢など、我が国を取り巻くさまざまな社会経済動向などが、地域経済や雇用に影響を及ぼすことも懸念されているところでございますので、引き続きその動向を注視してまいりたいと存じます。あわせて、現政権におきまして、デフレ脱却を目指し大胆な金融緩和、機動的な財政出動とともに、3本の矢として位置づけられております成長戦略につきまして、本市におきましてはライフ、グリーン、ウエルフェアの3つのイノベーションにより、国に先駆けて取り組んできたところでございますので、引き続き国際社会をリードする取り組みとして進めてまいります。  我が国では、人口減少が既に始まったと言われており、この3月に発表された国立社会保障・人口問題研究所の日本の地域別将来推計人口では、県内の本市以外の全ての市町村で人口減少が見込まれているところでございます。本市につきましては、この5月の人口が昨年同月と比べまして、およそ8,000人の増となるなど増加傾向にございまして、引き続き当面の人口増加への的確な対応を図るとともに、必ず到来する人口減少、超高齢社会を見据え、コンパクト化、長寿命化、エコ化、ユニバーサル化などの中長期的なまちづくりに取り組んでまいりたいと存じます。また、社会保障・税番号――マイナンバー制度につきましては、法案がこのたびの通常国会で成立したところでございますので、的確な対応を図ってまいりたいと存じます。  この4月からゴールデンウイークにかけまして、市内各地では、音楽を初めとしたさまざまな文化イベントが行われました。ミューザ川崎シンフォニーホールにつきましては、東北地方太平洋沖地震で被害を受けてから約2年に及んだ復旧工事を終え、この4月にリニューアルオープンいたしました。世界の名立たる演奏家から高い評価を得てきた音響が復元され、安全なホールとして再開できることを大変うれしく思うとともに、この2年間、温かい御支援をいただいた国内外の関係者の皆様へ、この場をおかりしまして改めて感謝申し上げたいと存じます。  今年度で9回目となったアジア交流音楽祭につきましては、4月20日、21日に日本、韓国、台湾のアーティストをお招きいたしまして、かわさきアジアンフェスタとあわせて開催し盛況を呈したところでございます。私も、オープニング公演に参加いたしました地域主体の総合芸術祭でございます川崎・しんゆり芸術祭――アルテリッカしんゆり2013につきましては、ゴールデンウイークを中心に11日間にわたり開催されました。ことしは5周年を迎え、来場者が初めて2万5,000人を超えるとともに、人間国宝の友枝昭世さんと山本東次郎さんによる能・狂言特別公演や、英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルの経歴を持つ吉田都さんを主演に迎えたシンデレラなど、内容の充実も図られ、日本を代表する芸術祭に育ってきたと実感したところでございます。  また、4月2日には、武蔵小杉駅に直結する小杉駅南口地区西街区の再開発ビルが完成し、国内最高レベルの設備を備えた中原図書館がオープンするなど、武蔵小杉駅周辺は再開発事業の進展により、さらに魅力ある地域に変貌しつつあるところでございます。今後とも、すぐれた交通アクセスの強みを生かし、コンパクトでにぎわいのあるまちづくりを進めてまいります。  さて、本市では、新総合計画「川崎再生フロンティアプラン」の着実な推進、自治基本条例に基づく市民本位のまちづくり、行財政改革の推進を市政運営の3つの柱として取り組んでまいりました。  川崎再生フロンティアプランにつきましては、平成23年度から3年間を計画期間とする第3期実行計画に位置づけた施策を着実に推進するとともに、災害に強いまちづくりなど、環境変化により、新たな取り組みが必要となった課題につきましても、機動的な対応を図っているところでございます。平成25年度は第3期実行計画の最終年に当たりますことから、4月に取りまとめました作業方針に基づき、第4期実行計画の策定に向けた作業を進めてまいります。  行財政改革につきましては、超高齢社会の到来を初めとしたさまざまな環境変化に適切に対応しながら、将来にわたり必要な市民サービスを着実に提供し、市民生活の安定を確保していくために、水道事業のダウンサイジング、ごみ収集・処理体制の見直し、保育所の民営化など、大きな効果が見込まれる改革に取り組むとともに、次期行財政改革プランの策定に向けた作業を進めてまいります。  自治基本条例に基づく取り組みといたしましては、これまで構築してまいりました区民会議条例、パブリックコメント手続条例などの自治運営の基本原則に基づく制度等を適切に運用し、引き続き、市民自治の推進に取り組んでまいります。  一方、国におきましては、地方分権改革の推進に向けて、地方分権改革推進本部や有識者会議が設けられ、国から地方への事務権限の移譲等につきまして、今後検討が進められる予定でございまして、地方税財源の充実確保についても他の地方団体と連携しながら、取り組みを進めてまいりたいと存じます。また、国の第30次地方制度調査会におきまして、大都市制度に係る議論が行われている中、特別自治市の早期実現に向け、他の政令指定都市とも共同して取り組みを進めてきたところでございますが、この5月に、川崎市「特別自治市」制度の基本的な考え方を取りまとめたところでございますので、特別自治市制度の創設に向けた取り組みとあわせ、真の分権型社会の実現を目指してまいりたいと存じます。  さて、災害に強いまちづくりに向けた取り組みにつきましては、平成24年度に実施した地震被害想定調査に基づき、この4月には地震防災戦略と備蓄計画を改定するとともに、新たに臨海部防災対策計画及び津波避難計画を策定したところでございます。これらの計画を着実に推進するとともに、地域防災計画の第2期修正に向けた取り組みを進めてまいりたいと存じます。  自助・共助・公助のバランスのとれた震災対策の取り組みといたしましては、民間建築物の耐震化の促進や臨海部の津波災害対策の推進、自主防災組織の活性化、公共施設の耐震化などを進めてまいります。  避難対策の充実といたしましては、震災の教訓を踏まえまして、小中学校への独立型備蓄倉庫の整備や灯油式発電機の設置等による避難所機能の強化、市立学校における児童生徒の一時保護に必要な物資の備蓄や実践的な避難訓練、帰宅困難者対策の充実などを進めてまいります。  被災地や被災者への支援につきましては、引き続き東日本大震災被災者等支援基金の活用を図るとともに、職員の派遣や被災者への就学援助などを実施してまいりたいと存じます。  放射性物質への対応につきましては、危機管理推進会議に今年度、新たに放射線安全対策推進特別会議を設置したところでございまして、今後も大気中の放射線量などの監視を適切に行ってまいります。また、ごみ焼却灰につきましては、安全対策を講じた上で、本年4月から試験的に埋め立てを開始いたしましたので、引き続き空間放射線量、放流水、魚介類等のモニタリングを行うなど、今後も市民の安全・安心な生活環境の確保に取り組んでまいります。  さて、川崎市基本構想に掲げるまちづくりの基本目標でございます「誰もがいきいきと心豊かに暮らせる持続可能な市民都市かわさき」を目指した本市の取り組みについてでございますが、支え合いによる地域福祉社会づくりといたしまして、高齢者を支える取り組みにつきましては、第5期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画に基づく取り組みを進めているところでございます。この5月には、幸区の河原町、南幸町、多摩区の西生田などで新規に特別養護老人ホームを開設し、合計で390名を超える定員を確保したところでございまして、引き続き、高齢者の多様な居住環境の整備を進めてまいります。  また、地域ケア体制の推進の一環といたしましては、これまで、コンビニエンスストアや新聞販売店等と協定を結ぶなど、地域での見守りを行う取り組みを進めてきたところでございますが、この3月には、新たに郵便局と包括的な協定を結ぶなど、さらなる体制強化を図ったところでございます。今後も、高齢者のみならず支援の必要な方々が地域で安心して暮らせる、地域でともに支え合う福祉を一層推進してまいります。  障害者施策といたしまして、中原区に井田重度障害者等生活施設をこの4月に開設したところでございまして、全国でもほとんど例がない、身体、知的、精神の3障害を統合した居住施設として、障害のある方が地域で豊かな暮らしを営むことができるよう運営してまいります。重度障害者への医療費の助成につきましては、これまでの身体・知的障害者に加えまして、精神障害者保健福祉手帳1級の方の通院医療につきましても、この10月から新たに対象とする取り組みの実施に向けて準備を進めてまいります。  特別支援学校等の卒業生の日中活動の場につきましては、4月に多摩区と麻生区に開設したところでございます。引き続き、障害者通所事業所整備計画に基づく取り組みを進めるなど、障害者が安心して自立した地域生活が送れるような環境づくりに取り組んでまいります。また、この4月から障害者相談支援事業を拡充いたしまして、相談員を大幅に増員するなど、障害者が地域で暮らせるよう、さまざまなサービスを調整できる体制を整備したところでございます。  生活保護制度につきましては、2月に生活保護・自立支援対策方針を策定したところでございますので、この方針に基づき民間企業等と連携し、雇用創出や就労意欲の喚起、生活保護世帯の子どもに対する学習指導など、自立支援に取り組んでまいります。  総合的な子ども支援といたしまして、認可保育所の整備につきましては、今年度は定員数を1,355人拡大するとともに、認可外保育事業の再構築を図ることにより、全体としては1,755人の入所枠を確保したところでございます。こうした取り組みによりまして、利用申請者数が増加する中におきましても、平成24年4月には615人であった待機児童数が438人と減少したところでございます。さらに、10月以降、川崎認定保育園に通所する保育に欠ける児童の保護者に対しまして、児童1人当たり月額5,000円を支給するなど、引き続き、保育環境の充実を図ってまいります。  児童虐待対策につきましては、この3月に川崎市児童家庭支援・児童虐待対策基本方針を策定したところでございまして、新たにこども本部に設置した児童家庭支援・虐待対策室を中心に、区役所に設置した児童家庭課や全市的な専門機関であるこども家庭センター、児童相談所等が連携して、川崎市子どもを虐待から守る条例の趣旨を踏まえて、児童虐待対策を推進してまいります。また、この4月には、全ての区へスクールソーシャルワーカーの配置を完了するとともに、35校の小学校で児童支援コーディネーターの専任化を図ったところでございます。こうした取り組みにより、いじめ、不登校など、一人一人の児童生徒が抱える課題へのきめ細やかな対応を推進してまいります。  次に、安全・安心な地域生活環境の整備といたしまして、3月に健康安全研究所を開設したところでございまして、新型インフルエンザ等の感染症や食中毒等の市民生活を脅かす健康危機への対応を一層進めてまいりたいと存じます。さらに、この4月には、中原区に中部小児急病センターを開設するとともに、蔓延が懸念されている風疹の予防接種への助成を開始したところでございます。今後も、市民の安全・安心を守るための救急医療や感染症対策の充実を図ってまいります。井田病院につきましては、緩和ケア病床の増床に着手するとともに、全面開院に向け、引き続き整備を進めてまいります。  地域の通行環境の整備につきましては、川崎駅東口の総合的な自転車対策の一環として、東海道かわさき宿交流館との合築施設として、この6月に新たに駐輪場を開設したほか、市役所通りの通行環境整備を進めているところでございます。あわせて、県道川崎府中のアンダーパス部の本格整備を進め、歩行者と自転車の安全な通行空間の確保などに取り組んでまいります。  次に、環境配慮・循環型の地域社会づくりの取り組みといたしまして、平成25年度から新たに川崎メカニズム認証制度を開始し、この6月から募集を始めたところでございますので、官民で連携して本市の強みであります環境技術を通じた国際貢献と企業の活性化に取り組んでまいります。  スマートシティ戦略の推進につきましては、川崎駅周辺地区における地域主体のエネルギーマネジメント構築等のモデル事業や臨海部における水素ネットワークの構築に向けた取り組み等、エネルギーの最適利用による低炭素化や災害時における安全・安心の確保など、持続可能な社会の実現につながる取り組みを進めてまいります。また、9月から予定しておりますプラスチック製容器包装の分別収集の全市実施や、普通ごみ収集を週2日に変更するなどの取り組みを進めることにより、焼却ごみ量の削減を図り、3焼却処理施設体制の構築に向けて取り組んでまいります。  地域特性を生かした特色ある公園緑地の整備といたしまして、富士見公園につきましては、スポーツ・文化複合施設基本計画に基づく複合施設の整備に向けた取り組みとともに、長方形競技場の整備や競輪場のコンパクト化を進めるなど、都心における総合公園にふさわしい公園の再生に取り組んでまいります。  等々力緑地につきましては、陸上競技場メーンスタンドの本体新設工事への着手や硬式野球場の整備に向けた取り組みを推進するなど、スポーツ・健康づくりの拠点としての機能充実を図ってまいります。生田緑地につきましては、平成25年度から横断的管理運営体制の構築に向けた指定管理者制度を導入するとともに、生田緑地マネジメント会議を3月に立ち上げたところでございますが、今後も周遊散策路の整備を進めるなど、緑地全体の価値と魅力の向上に取り組んでまいります。  生物多様性の保全に向けた取り組みといたしましては、この4月に市環境審議会から、基本的な考え方につきまして答申をいただいたところでございますので、この答申を踏まえ、本年度中の川崎市生物多様性地域戦略の策定に向けた取り組みを進めてまいります。
     夏の電力需給は全国的に昨年よりも改善し、東京電力管内でも安定供給の見通しが示されておりますので、市民生活への影響を極力回避した無理のない形で節電を呼びかけていきますとともに、市役所では、引き続き率先して節電に取り組んでまいります。  次に、川崎臨海部における取り組みといたしましては、京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区の中核となるKING SKYFRONTにおきまして、平成23年7月に中核機能の第1段階として運営を開始している実中研再生医療・新薬開発センターに加え、ことしに入ってから本市の健康安全研究所や環境総合研究所などが入居する川崎生命科学・環境研究センター――LiSEを開設いたしました。こうした中、3月にはKING SKYFRONTにおいてまちびらき記念式「サイエンスフェスティバル」を開催し、2,000名近い市民や関係者に御参加いただきました。かねてより拠点形成を進めてまいりました殿町地区が、成長戦略の核となるまちとして、いよいよスタートを切ったという確かな実感を持ったところでございます。  また、国立医薬品食品衛生研究所の移転や国際的医療機器メーカーの進出決定に加え、ナノテクノロジーを活用した工学と医学の融合による診断・治療の実現を目指す、仮称ものづくりナノ医療イノベーションセンターが国の拠点整備事業に採択され、整備事業者も決まったところでございます。さらに、医療、研究、産業用のラジオアイソトープの安定供給や研究開発を行う唯一の公益社団法人が進出を予定するなど、拠点形成が大きく進展しております。加えて、4月には羽田空港跡地を含むアジアヘッドクォーター特区との、特区間の連携協力を含めた産業連携に関する基本協定を大田区と締結したところでございます。こうした取り組みを引き続き推進し、特区の相乗効果を高め、地域経済の活性化と国際的な課題の解決に貢献しながら、我が国の持続的な成長を牽引する拠点の形成を進めてまいります。  新川崎・創造のもり地区における取り組みにつきましては、平成24年度に供用を開始いたしましたかわさき新産業創造センター新館――NANOBICを拠点といたしまして、4大学ナノ・マイクロファブリケーションコンソーシアムなどと連携しながら、市内ものづくり企業の基盤技術の高度化や研究開発力の向上、産学連携の推進等に取り組むとともに、第3期第1段階事業でありますNANOBIC整備に続く、第2段階事業の基本計画策定に向けた取り組みを進めてまいります。  川崎港につきましては、我が国随一の冷凍冷蔵倉庫群を有する東扇島において、総合物流拠点の形成等の取り組みを進めており、この5月には、日本発着の国際船便郵便物などを一手に扱う日本郵便の川崎東郵便局が新たにオープンいたしまして、国際的な物流機能の集積・多様化が図られております。これとあわせ、昨年5月の青島航路、10月の上海航路に加えまして、この3月には川崎港と深セン等を結ぶ定期航路が新たに開設されたことから、一層の貨物の集積が期待されているところでございます。こうした中、平成25年度中には川崎港コンテナターミナルの3基目のガントリークレーンを完成させることなどにより、港湾物流機能の高度化を図るとともに、ポートセールスの取り組み強化によるさらなる航路開設や川崎港コンテナターミナルへの指定管理者制度の導入、川崎港港湾計画の改訂作業を進めるなど、国際競争力の強化に取り組んでまいります。あわせて、この5月には、民間事業者と連携いたしまして、東扇島、殿町、浮島方面でのバス便のダイヤ改正を行い、輸送力の増強を図ったところでございます。  ウェルフェアイノベーションの推進に向けた取り組みといたしまして、これまでのかわさき基準――KISに基づく福祉製品の評価、認証とともに、この2月にはウェルフェアイノベーション推進会議を庁内に設置いたしまして、さらなる福祉機器の創出や活用促進を図っているところでございます。また、福祉産業に関連する専門家等で構成される福祉と企業のマッチングを推進するプラットホームの設置に向けて取り組んでまいります。  次に、総合的な交通体系の構築につきましては、基幹的な広域交通網から身近な地域交通までを対象として、この3月に総合都市交通計画を策定したところでございますので、計画に基づき、京浜急行大師線連続立体交差事業につきましては、平成30年度の産業道路立体交差化の完成に向けた整備を引き続き推進するとともに、JR南武線連続立体交差事業等につきましても、調査検討を進めてまいります。あわせて、市内のユニバーサルデザインタクシーの導入促進に向け、タクシー事業者への車両購入費の一部補助や駅前広場での乗り場の確保等を推進してまいります。  川崎駅周辺地区では、東西両地区の回遊性、利便性の向上を図るために、北口自由通路の整備を進めるとともに、西側デッキの設計に着手するなど、平成29年度の北口自由通路の完成を目指した取り組みを推進してまいります。新川崎・鹿島田駅周辺地区では、新川崎駅と交通広場を結ぶ歩行者専用の跨線橋につきまして、今年度中の完成に向けて整備を進めるとともに、道路やデッキの整備を含む鹿島田駅西部地区市街地再開発事業を推進してまいります。小杉駅周辺地区では、民間活力を生かした市街地開発事業と連携し、駅前広場の整備等、広域拠点としての都市基盤整備を引き続き進めるとともに、公共施設の再編を推進してまいります。溝口駅周辺地区では、駅南口におきまして地下駐輪場や駅前広場の整備を進めてまいります。登戸・向ヶ丘遊園駅周辺地区では、登戸地区土地区画整理事業におきまして、骨格となる幹線道路を中心に整備を進めますとともに、向ヶ丘遊園駅連絡通路等の整備を推進してまいります。  次に、持続的に発展する活力ある地域社会の構築といたしまして、市内企業の国際ビジネス展開の支援につきましては、この2月に開設したワンストップ窓口であります海外ビジネス支援センター――KOBSにおいて、関係機関と連携しながら海外展開を支援してまいります。  また、ものづくり産業の振興につきまして、川崎ものづくりブランドの認定製品を中心に、すぐれた製品や技術を関連業界等にPRし、販路の開拓、拡大を支援してまいります。  商店街の振興につきましては、LED街路灯などの導入支援を行う商店街エコ化プロジェクト事業や出張キャラバン隊の派遣などにより、商店街の活性化に取り組んでまいります。  就業支援の取り組みといたしましては、この4月から、幸区、宮前区にハローワーク端末を設置いたしまして、生活困窮者の自立支援を開始したところでございますので、引き続き雇用対策を実施してまいります。  また、都市農業の振興につきましては、麻生区黒川におきまして土地改良事業の促進や、三沢川河川管理用道路を散策道として整備するなどの取り組みを推進してまいります。  次に、市民参加による区行政の推進といたしまして、区民会議につきましては、第4期を迎えまして、引き続き審議結果に基づいた区民の参加と協働による実践活動や施策、事業への反映が行われるよう運営に取り組むとともに、区役所を中心といたしまして、地域の課題を迅速に解決する取り組みを進めてまいります。  国際交流の推進といたしまして、昨年、友好都市提携20周年を迎えたオーストリアのザルツブルク市から、この4月にザルツブルク音楽祭の関係者が本市を視察に訪れた際に、来年以降、本市でパブリックビューイングを行いたいとの意向が示されるなど、さらに友好が深まったところでございます。こうした取り組みを通じまして、両市の友好を一層深めるとともに、さらなる相互の発展に取り組んでまいります。  音楽のまち・かわさきの取り組みといたしまして、フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2013や海外オーケストラ・ウィーク、モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさきを、リニューアルオープンしたミューザ川崎シンフォニーホールを主な会場として開催するなど、音楽によるまちづくりを推進してまいります。  なお、ミューザ川崎シンフォニーホールにつきましては、東北地方太平洋沖地震の影響による被害の復旧に要した費用につきまして、都市再生機構等に損害賠償請求してまいりましたが、期限を過ぎましても支払いがございませんことから、今後、訴訟による解決を図ってまいりたいと存じます。  市民の文化芸術活動の振興といたしまして、東海道川崎宿に関する歴史文化の展示等をいたします東海道かわさき宿交流館につきましては、本年秋の開館に向けた取り組みを進めてまいります。  また、市民ミュージアムにつきましては、今年度で開館25周年を迎えるに当たり、新世代のアーティストを川崎から創出する新世代アーティスト展や日本を代表する先端産業都市へと変貌している川崎の都市形成過程を紹介し、未来を展望する企画展など、市民ミュージアムの特色を生かした各種記念事業を開催してまいります。  それでは、本議会に提案いたしました諸議案の概要につきまして御説明申し上げます。  今定例会に提出いたしました議案は29件でございまして、川崎市子ども・子育て会議条例や川崎市市税条例の一部を改正する条例などの議案第62号から議案第80号までの条例19件、仮称リサイクルパークあさお整備事業王禅寺処理センター土壌汚染対策及び地下構造物等解体撤去工事請負契約の締結や同報系防災行政無線設備デジタル化整備工事請負契約の締結など、議案第81号から議案第89号までの事件9件、議案第90号の平成25年度川崎市一般会計補正予算でございます。また、報告案件は、平成24年度一般会計繰越明許費繰越額の報告など、報告第2号から報告第15号までの14件でございます。  細部につきましては、関係職員から説明させますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(浅野文直) 総務局長。    〔総務局長 船橋兵悟登壇〕 ◎総務局長(船橋兵悟) 総務局関係の議案及び報告につきまして御説明申し上げますので、議案書の1ページをお開き願います。  議案第62号、川崎市住民投票条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。この条例は、地方自治法施行令の一部改正に伴い、所要の整備を行うため制定するものでございます。  改正の内容についてでございますが、条例中に引用しております地方自治法施行令の一部改正に伴い項ずれが生じたため、第92条第5項を第92条第4項に改めるものでございます。  次に、附則についてでございますが、施行期日を公布の日からとするものでございます。  続きまして、議案書の109ページをお開き願います。報告第12号、川崎市情報公開条例第35条の規定による運営状況の報告についてでございます。初めに、平成24年度の開示請求の状況でございますが、公文書の開示請求件数は4,940件、このうち請求承諾件数は4,717件でございます。また、請求拒否件数が50件、取り下げが173件となっております。  次に、不服申し立ての状況でございますが、平成24年度に提起された不服申し立てはございませんでした。不服申し立てに係る処理状況につきましては、決定件数が3件、審査会への諮問中のものは4件、議案書の110ページに参りまして、取り下げは2件でございます。  続きまして、議案書の113ページをお開き願います。報告第13号、川崎市個人情報保護条例第41条の規定による運営状況の報告についてでございます。初めに、実施機関からの個人情報のファイルの届け出件数は、27件でございます。次に、開示請求等の状況でございますが、請求件数は269件でございまして、その内訳は、開示請求件数が267件、訂正請求件数が2件となっております。  次に、114ページに参りまして、不服申し立ての状況でございますが、平成24年度の不服申し立てはございませんでした。不服申し立てに係る処理状況につきましては、決定件数が4件、審査会へ諮問中のものは4件、取り下げは3件でございます。次に、苦情処理の状況でございますが、29件の苦情相談が処理されております。  続きまして、議案書の117ページをお開き願います。報告第14号、川崎市審議会等の会議の公開に関する条例第11条の規定による運営状況の報告についてでございます。初めに、審議会等の数でございますが、261会議でございます。次に、会議の開催数でございますが、延べ2,156回で、その内訳は、公開とした会議が682回、一部非公開とした会議が42回、非公開とした会議が1,432回でございます。また、傍聴人の数は707人でございます。  なお、報告第12号、第13号及び第14号につきましては、参考資料として運営状況の内訳を掲載してございますので、後ほど御参照いただきたいと存じます。  以上で、総務局関係の議案及び報告の説明を終わらせていただきます。 ○議長(浅野文直) 財政局長。    〔財政局長 小林 隆登壇〕 ◎財政局長(小林隆) 財政局関係の議案並びに報告につきまして御説明申し上げます。  議案書の3ページをお開き願います。議案第63号、川崎市市税条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。この条例は、地方税法の一部改正に伴い、延滞金の割合の特例を見直すこと、固定資産税及び都市計画税の課税標準の特例を定めること等のため制定するものでございます。  改正の内容でございますが、附則第7項につきましては、原則として年14.6%または年7.3%としている延滞金の割合を引き下げる特例措置について、最近の低金利の状況を勘案し、さらに見直しを行うものでございます。4ページに参りまして、附則第22項及び第23項につきましては、今回の改正による所要の整備を行うものでございます。4行目、附則第24項につきましては、地方税法に定める特例措置に都市再生特別措置法の規定による管理協定に係る備蓄倉庫が新たに追加されましたので、これに係る固定資産税及び都市計画税の課税標準の特例割合を、地方税法で定める参酌基準のとおり、3分の2とするものでございます。  6行目からは、改正条例の附則でございますが、第1項は、この条例の施行期日について、附則第7項の改正を平成26年1月1日から、そのほかは公布の日からとするものでございます。第2項は延滞金に関して、第3項は固定資産税及び都市計画税に関して、それぞれ経過措置を定めるものでございます。  次に、65ページをお開き願います。議案第81号、仮称リサイクルパークあさお整備事業王禅寺処理センター土壌汚染対策及び地下構造物等解体撤去工事請負契約の締結についてでございます。工事場所は麻生区王禅寺1285番地ほか、契約の方法は一般競争入札で、契約金額は6億6,780万円、完成期限は平成26年6月13日で、五洋・重田・浅川共同企業体と契約を締結するものでございます。工事の概要につきましては、66ページ、67ページを御参照いただきたいと存じます。  次に、69ページをお開き願います。議案第82号、同報系防災行政無線設備デジタル化整備工事請負契約の締結についてでございます。工事場所は川崎区東田町5番地4ほか市内全域、契約の方法は一般競争入札で、契約金額は12億9,542万7,000円、完成期限は平成27年3月31日で、日本電気株式会社と契約を締結するものでございます。工事の概要につきましては、70ページ、71ページを御参照いただきたいと存じます。  次に、補正予算について御説明申し上げますので、別冊青い表紙の平成25年度川崎市一般会計補正予算の1ページをお開き願います。議案第90号、平成25年度川崎市一般会計補正予算でございますが、第1条は歳入歳出予算の補正でございまして、既定の歳入歳出予算の総額に6億5,551万8,000円を追加し、予算の総額を5,970億9,435万円とするものでございます。第2条は繰越明許費、第3条は債務負担行為の補正でございまして、この内容につきまして順次御説明申し上げますので、4ページをお開き願います。第2表繰越明許費は、4款こども費の障害児施設整備事業、13款教育費の中高一貫教育校新設事業の2件で、繰越明許費の合計は31億8,645万3,000円でございます。繰り越しの理由といたしましては、市立川崎高校及び附属中学校と、これに併設する南部地域療育センターの新築工事について、地盤改良や地中障害物の撤去作業等により工期の延長が必要となったことによるものでございます。  5ページに参りまして、第3表債務負担行為補正でございます。初めに、追加が1件でございまして、起業支援型地域雇用創造事業費につきまして、事業を平成26年度までの2カ年で実施するため、限度額を1億6,130万1,000円とする債務負担行為を設定するものでございます。  次に、変更が2件でございまして、かわさき北部斎苑改修事業費につきましては、入札の不調により火葬炉設備改修工事の開始時期がおくれることになったことなどから、改修計画の見直しを行い、債務負担行為の期間を延長するもの、平成25年度家屋等リース経費につきましては、市立川崎高校及び附属中学校の新築工事について、工期延長が必要となったため、この間、仮設校舎により対応することから、既定の限度額に1億3,755万円を増額し、補正後の額を6億1,467万5,000円とするものでございます。  それでは、歳入歳出予算の補正の内容につきまして御説明申し上げますので、8ページをお開き願います。初めに、歳入でございます。16款県支出金は2億9,388万8,000円の増となっております。これは、2項1目総務費県補助金で感染症予防に係る市町村自治基盤強化総合補助の増、4目経済労働費県補助金で地方消費者行政活性化事業費補助及び起業支援型地域雇用創造事業費補助の増によるものでございます。19款繰入金は3億6,163万円の増となっております。これは、1項1目総務費基金繰入金で所要額を財政調整基金から繰り入れるもの、2目市民費基金繰入金で文化振興基金から繰り入れるものでございます。歳入は以上でございます。  10ページに参りまして、歳出でございますが、3款市民費は1,084万7,000円の増となっております。これは、1項5目市民文化費の音楽文化振興事業費で、音楽による人材交流のため、ザルツブルク市への市内音楽大学の学生の派遣人数を増員するもの、川崎シンフォニーホール復旧関連事業費で、天井脱落事故に関する損害賠償請求訴訟を提起することに伴い、これに係る経費を計上するものでございます。5款健康福祉費は3億8,040万円の増となっております。これは、7項3目感染症予防費で、風疹患者の急増を受け、緊急対策として実施しているワクチン接種費用の一部助成に係る経費を計上するものでございます。7款経済労働費は2億4,432万1,000円の増となっております。これは、国の平成24年度補正予算に係るものでございまして、1項2目消費生活対策費で、県に設置されている地方消費者行政活性化基金を活用し、消費者行政活性化に関する取り組みを行うもの、5項2目雇用対策費で、同じく県に設置されている緊急雇用創出事業臨時特例基金を活用し、起業支援を行うことによる地域の雇用創出を促進するものでございます。13款教育費は1,995万円の増となっております。これは、8項2目高等学校施設整備費で、市立川崎高校及び附属中学校の新築工事について工期の延長が必要となったため、中学校の仮設校舎の建設により対応するものでございます。以上が、歳入歳出予算補正の内容でございます。  次に、12ページから13ページにかけましては債務負担行為補正に関する調書がございますので、後ほど御参照いただきたいと存じます。  続きまして、報告について御説明申し上げますので、別冊黄色い表紙の報告第2号から報告第11号の1ページをお開き願います。報告第2号、平成24年度川崎市一般会計繰越明許費繰越額の報告についてでございますが、繰越明許費の繰越額が確定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により御報告するものでございます。  2ページをお開き願います。2款総務費3項危機管理費の備蓄倉庫整備事業ほか59事業でございまして、翌年度繰越額は、9ページをお開き願いまして、左下の合計欄にございますように、202億882万1,391円となっております。  続きまして、11ページをお開き願います。報告第3号、平成24年度川崎市一般会計事故繰越し繰越額の報告についてでございますが、地方自治法第220条第3項ただし書きの規定により事故繰越しをいたしましたので、同法施行令第150条第3項の規定により御報告するものでございます。  12ページをお開き願います。8款建設緑政費3項街路事業費の連続立体交差事業ほか4事業でございまして、翌年度繰越額は、右側の13ページ左下の合計欄にございますように、3億9,154万1,137円でございます。12ページ、8款建設緑政費の連続立体交差事業は、関係者との調整に日時を要したため5,600万円余を、9款港湾費の船舶維持管理事業は、主機関の換装に日時を要したため1億3,300万円余を、10款まちづくり費の小杉駅周辺交通機能整備事業は、関係者との調整に日時を要したため1億8,500万円余を、公共建築物維持保全事業は、構造検討に日時を要したため700万円余を、11款区役所費の地域の魅力発信事業は、支障物件等の除去に日時を要したため800万円余をそれぞれ翌年度に繰り越ししたものでございます。  以上で、財政局関係の議案並びに報告の説明を終わらせていただきます。 ○議長(浅野文直) 市民・こども局長。    〔市民・こども局長 加藤順一登壇〕 ◎市民・こども局長(加藤順一) 市民・こども局関係の議案につきまして御説明申し上げますので、議案書の5ページをお開き願います。  議案第64号、川崎市個人市民税の控除対象となる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。この条例は、地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる住民の福祉の増進に寄与する寄附金を受け入れる特定非営利活動法人を追加するために制定するものでございます。  改正の内容でございますが、附則第2項中「別表に規定する」を「別表1の項及び2の項に掲げる」に改めるものでございます。また、別表3の項に、このたび新たに基準に適合すると認められた法人の名称及び主たる事務所の所在地を追加するものでございます。  6ページに参りまして、次に、附則でございますが、第1項は、この条例の施行期日を公布の日からとするものでございます。また、第2項は、改正後の条例別表3の項に掲げる特定非営利活動法人に対する寄附金については、川崎市市税条例第23条の5第2項の規定は、平成25年1月1日から適用することとしたものでございます。  次に、105ページをお開き願います。議案第89号、訴えの提起についてでございます。本議案は、損害賠償請求の訴えを提起したいので、地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決を求めるものでございます。第1に、当事者でございますが、原告となるべき者は川崎市でございます。被告となるべき者は、独立行政法人都市再生機構、清水建設株式会社、大成建設株式会社、株式会社安藤・間、日東紡音響エンジニアリング株式会社、株式会社オクジュー、株式会社日東設計事務所、株式会社松田平田設計の8社でございます。  第2に、請求の要旨でございますが、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の直後に川崎シンフォニーホールにおける音楽ホールの天井及びそれをつる部材一式が脱落し、当該音楽ホールの利用が不可能となったため、本市は、当該音楽ホールの復旧工事の実施その他の必要な措置を講じることを余儀なくされ、それらに要した費用を負担いたしました。このため、本市は、本件施設の設計者、施工者または工事監理者であった法人のうち、独立行政法人都市再生機構、清水建設株式会社、大成建設株式会社、株式会社安藤・間、日東紡音響エンジニアリング株式会社、株式会社オクジュー、株式会社日東設計事務所及び株式会社松田平田設計に対し損害賠償金の請求をいたしましたが、被告となるべき者らはこれに応じないため、被告となるべき者らに対して損害賠償請求の訴えを提起するものでございます。  第3に、本件に関する取り扱いでございますが、本件の訴訟は弁護士に委任するものでございます。なお、107ページから108ページに参考資料として事件の概要を添付してございますので、後ほど御参照いただきたいと存じます。  以上で、市民・こども局関係の議案の説明を終わらせていただきます。 ○議長(浅野文直) こども本部長。    〔こども本部長 岡本 隆登壇〕 ◎こども本部長(岡本隆) こども本部関係の議案につきまして御説明申し上げますので、議案書の7ページをお開き願います。  議案第65号、川崎市子ども・子育て会議条例の制定についてでございます。この条例は、子ども・子育て支援法第77条第3項の規定に基づき、川崎市子ども・子育て会議の組織及び運営に関し必要な事項を定めるため、制定するものでございます。  条例案の内容でございますが、第2条は所掌事務でございまして、法第77条第1項各号に掲げる事務を処理することを規定したものでございます。第3条は組織についてでございまして、第1項は、会議は委員25人以内をもって組織することとしております。8ページにかけまして、第2項は委員について、学識経験者、法第6条第2項に規定する保護者、法第7条第1項に規定する子ども・子育て支援に関する事業に従事する者、事業主を代表する者、労働者を代表する者、その他市長が必要と認める者のうちから市長が委嘱することを規定するものでございます。第3項は、特別の事項を調査審議するために必要があるときは、臨時委員を置くことができることを規定するものでございます。次に、第4条は委員の任期についてでございまして、第1項は、任期は2年とし、補欠の委員の任期については前任者の残任期間とすること、第2項は再任について、第3項は、臨時委員は、特別の事項に関する調査審議が終了したときは解嘱されることを規定するものでございます。次に、第5条は会長及び副会長について、第6条は会議について、第7条は部会について、9ページに参りまして、第8条は庶務について、第9条は委任についてそれぞれ規定するものでございます。  次に、附則でございますが、この条例の施行期日を平成25年7月1日からとするものでございます。  次に、11ページをお開き願います。議案第66号、川崎市心身障害者総合リハビリテーションセンター条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。この条例は、北部地域療育センターの管理を指定管理者に行わせることとし、及び利用料金制を導入するため制定するものでございます。  条例案の内容でございますが、第14条の3から第14条の5まで、第14条の6及び第15条の改正は、北部地域療育センターに指定管理者制度を導入することに伴い、それぞれ所要の整備を行うものでございます。次に、第15条の2から第15条の5までの改正は、北部地域療育センターに利用料金制を導入すること等に伴い、所要の整備を行うものでございます。12ページに参りまして、第16条の改正は利用の制限に係る規定について所要の整備を行うものでございます。  次に、附則でございますが、この条例の施行期日は、北部地域療育センターの指定管理者の指定に係る部分については公布の日から、それ以外の部分については規則で定める日からとするものでございます。  次に、13ページをお開き願います。議案第67号、川崎市保育園条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。この条例は、観音町保育園、上小田中保育園、子母口保育園、西有馬保育園及び三田保育園を廃止するため制定するものでございます。  条例案の内容でございますが、保育園の名称、位置を規定する第2条の表から、民営化を予定しております観音町保育園、上小田中保育園、子母口保育園、西有馬保育園及び三田保育園を削るものでございます。  15ページに参りまして、附則でございますが、この条例の施行期日を平成26年4月1日からとするものでございます。  次に、73ページをお開き願います。議案第83号、川崎市南平間保育園指定管理者の指定についてでございます。この施設の指定管理者として、株式会社サクセスアカデミーに管理を行わせるものでございまして、指定期間は、平成26年4月1日から平成31年3月31日までとするものでございます。なお、法人の概要につきましては、74ページにございます参考資料を御参照いただきたいと存じます。  次に、75ページをお開き願います。議案第84号、川崎市宮前平保育園指定管理者の指定についてでございます。この施設の指定管理者として、株式会社日本保育サービスに管理を行わせるものでございまして、指定期間は、平成26年4月1日から平成31年3月31日までとするものでございます。なお、法人の概要につきましては、76ページにございます参考資料を御参照いただきたいと存じます。  次に、77ページをお開き願います。議案第85号、川崎市白鳥保育園の指定管理者の指定についてでございます。この施設の指定管理者として、社会福祉法人横浜悠久会に管理を行わせるものでございまして、指定期間は、平成26年4月1日から平成31年3月31日までとするものでございます。なお、法人の概要につきましては、78ページにございます参考資料を御参照いただきたいと存じます。  以上で、こども本部関係の議案の説明を終わらせていただきます。 ○議長(浅野文直) 経済労働局長。    〔経済労働局長 伊藤和良登壇〕 ◎経済労働局長(伊藤和良) 経済労働局関係の議案並びに報告について御説明申し上げますので、議案書の17ページをお開き願います。  議案第68号、川崎市地方卸売市場業務条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。この条例は、地方卸売市場南部市場の管理の一部を指定管理者に行わせることとし、及び利用料金制を導入することなどのため制定するものでございます。  改正の内容でございますが、第2条の2は指定管理者について、18ページに参りまして、第2条の3は指定管理者が行う管理の基準について、第2条の4は指定管理者が行う業務の範囲についてそれぞれ規定するものでございます。  次に、19ページに参りまして、中ほど、第64条の改正は利用料金等について規定するものでございまして、そのほか、指定管理者制度を導入することに伴い、それぞれ所要の整備を行うものでございます。  次に、21ページに参りまして、附則でございますが、施行期日を平成26年4月1日からとし、指定管理者の指定に係る部分につきましては公布の日から施行するものでございます。  続きまして、報告について御説明申し上げますので、別冊、黄色い表紙の報告第2号から第11号の報告書の15ページをお開き願います。報告第4号、平成24年度川崎市卸売市場事業特別会計繰越明許費繰越額の報告についてでございますが、繰越明許費の繰越額が確定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により御報告するものでございます。  内容につきまして御説明申し上げますので、16ページをお開き願います。1款卸売市場事業費2項施設整備費の北部市場施設整備事業につきまして、5億6,477万4,000円を繰り越すものでございます。繰り越しの理由につきましては、水産部門の新冷蔵庫建設工事におくれが生じたことなどによるものでございます。  以上で、経済労働局関係の説明を終わらせていただきます。 ○議長(浅野文直) 健康福祉局長。    〔健康福祉局長 伊藤 弘登壇〕 ◎健康福祉局長(伊藤弘) 健康福祉局関係の議案につきまして御説明申し上げますので、議案書の23ページをお開き願います。  議案第69号、川崎市動物の愛護及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。この条例は、26ページの制定要旨にございますとおり、動物の愛護及び管理に関する法律及び動物の愛護及び管理に関する法律施行規則の一部改正に伴い、犬または猫の引き取りを拒否することができる場合を定めること、飼い主の遵守事項を追加すること、犬、猫等の動物の引き取りに係る手数料を改定すること等のため制定するものでございます。  条例案の主な内容でございますが、第1条は、条例の目的におきまして、生活環境の汚染の防止を生活環境の保全上の支障の防止とするとともに、人と動物の共生する社会の実現を追加するものでございます。次に、下段から24ページにかけまして、第5条は、動物の健康及び安全の保持に努めることを動物の健康及び安全を保持することに改め、動物が逃げ出すことを防止するために必要な措置を講ずるよう努めることを追加する等、飼い主の遵守事項を拡大するものでございます。次に、24ページ中段の第12条は、見出しを犬、猫等の動物の引取りとして、動物の愛護及び管理に関する法律施行規則の規定に加えて、第一種動物取扱業者から犬または猫の引き取りを求められた場合その他の規則で定める場合には、拒否することができることとするものでございます。次に、下段から25ページにかけまして、新しく加える第12条の2は、犬または猫以外の規則で定める動物の引き取りについて規定するとともに、第一種動物取扱業者から引き取りを求められた場合その他の規則で定める場合は、拒否することができることとするものでございます。次に、第13条は、犬または猫以外の規則で定める動物を引き取った場合の譲り渡しについて規定を追加するとともに、その他所要の整備を行うものでございます。次に、第14条は、動物の健康及び安全を保持し、適正な飼養もしくは保管を行うための環境の確保について、市長が飼い主に勧告及び措置命令をすることができる規定を追加するものでございます。次に、第16条は、飼い主を飼い主その他の関係者に改めるなど、動物に係る調査や立入検査の範囲を拡大するものでございます。次に、下段に参りまして、第19条は、動物の愛護及び管理に関する法律の改正により、現行の動物取扱業が第一種動物取扱業に改められたことから所要の整備を図るほか、動物取扱責任者資格認定試験等に関する規定について削除するとともに、動物の引き取り手数料を増額するものでございます。なお、このほか、動物の愛護及び管理に関する法律の一部改正等に伴う引用条文の規定の整備や文言の整理など、所要の整備を行うものでございます。  26ぺ−ジに参りまして、附則でございますが、第1項は、この条例の施行期日を平成25年9月1日からとするものでございます。次に、第2項は、川崎市動物愛護センター条例の一部を改正するものでございますが、川崎市動物の愛護及び管理に関する条例の改正に伴い、所要の整備を行うものでございます。  27ページをごらん願います。議案第70号、川崎市老人福祉センター条例及び川崎市高津老人福祉地域交流センター条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。この条例は、30ページの制定要旨にございますとおり、日進町老人福祉センターを移転し、地域交流センター事業を行うこととすること、その名称をかわさき老人福祉・地域交流センターに変更すること等のため制定するものでございます。  条例案の内容でございますが、28ページにかけまして、第1条は、川崎市老人福祉センター条例の一部を改正するものでございまして、同条例から、川崎市日進町老人福祉センターに関する規定を削除するものでございます。29ページにかけまして、第2条は、川崎市高津老人福祉地域交流センター条例の一部を改正するものでございまして、条例の題名を川崎市老人福祉・地域交流センター条例に改めるとともに、同条例に川崎市かわさき老人福祉・地域交流センターに関する規定を追加するものでございます。  次に、附則でございますが、第1項は、この条例の施行期日を規則で定める日からとするものでございます。次に、第2項は、川崎市福祉センター条例の一部を改正するものでございまして、老人福祉センターの移転に伴いまして、同条例から、老人福祉センターに関する規定を削除するものでございます。  以上で、健康福祉局関係の議案の説明を終わらせていただきます。
    ○議長(浅野文直) まちづくり局長。    〔まちづくり局長 田中敬三登壇〕 ◎まちづくり局長(田中敬三) まちづくり局関係の議案並びに報告について御説明申し上げますので、議案書の31ページをお開き願います。  議案第71号、川崎市地区計画の区域内における建築物等の形態意匠の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。この条例は、武蔵中原駅北地区地区計画及び小杉町2丁目地区地区計画の区域内における建築物等の形態意匠について、当該地区計画において定められた形態意匠の制限に適合しなければならないこととするために制定するものでございます。  改正の内容でございますが、別表に、武蔵中原駅北地区地区整備計画区域及び小杉町2丁目地区地区整備計画区域を新たに適用区域として追加するものでございます。  次に、附則でございますが、この条例の施行を公布の日からとするものでございます。  続きまして、33ページをお開き願います。議案第72号、川崎市地区計画の区域内における建築物に係る制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。この条例は、日生百合ヶ丘地区地区計画、武蔵中原駅北地区地区計画及び小杉町2丁目地区地区計画の区域内における建築物に係る制限に関し、必要な事項を定めるため制定するものでございます。  改正の内容でございますが、条例本文の改正は行わず、別表のみの改正でございます。まず、別表第1につきまして、日生百合ヶ丘地区、武蔵中原駅北地区及び小杉町2丁目地区の各地区整備計画区域を新たに適用区域として追加するものでございます。次に、別表第2につきましては、当該各区域の建築に係る制限を追加するものでございます。まず、日生百合ヶ丘地区整備計画区域のA地区につきましては、建築物の用途の制限、建築物の敷地面積の最低限度、壁面の位置の制限及び建築物の高さの最高限度の4つの制限を追加するものでございます。次に、武蔵中原駅北地区整備計画区域につきましては、建築物の用途の制限、建築物の敷地面積の最低限度、壁面の位置の制限及び建築物の高さの最高限度の4つの制限を追加するものでございます。次に、小杉町2丁目地区整備計画区域につきましては、A地区、B地区及びC地区に、それぞれ建築物の用途の制限、建築物の建蔽率の最高限度、建築物の敷地面積の最低限度、壁面の位置の制限及び建築物の高さの最高限度の5つの制限を追加するものでございます。  次に、附則でございますが、この条例の施行を公布の日からとするものでございます。  以上で、まちづくり局関係の議案の説明を終わらせていただきます。 ○議長(浅野文直) 建設緑政局長。    〔建設緑政局長 大谷雄二登壇〕 ◎建設緑政局長(大谷雄二) 建設緑政局関係の議案並びに報告につきまして御説明申し上げますので、議案書の39ページをお開き願います。  議案第73号、川崎市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。この条例は、40ページの制定要旨にございますとおり、小田公園の水泳プールを廃止するため制定するものでございます。  改正の内容でございますが、第6条第1項の表中、水泳プールの規定を削除するものでございます。  次に、附則でございますが、この条例の施行期日を公布の日からとするものでございます。  次に、41ページをお開き願います。議案第74号、川崎市墓地条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。この条例は、45ページの制定要旨にございますとおり、墓地の管理の一部を指定管理者に行わせることとするため制定するものでございます。  改正の内容でございますが、初めに、現行の条例の目次におきまして、埋葬を埋葬場所に、形像類を形像等に改めるものでございます。次に、本則の改正でございますが、第1条の次に指定管理者に関する規定を加え、第1条の2は指定管理者について、42ページに参りまして、第1条の3は指定管理者が行う管理の基準について、第1条の4は指定管理者が行う業務の範囲についてそれぞれ規定するものでございます。次に、42ページから44ページにかけまして、第2条から第20条につきましては、今回の改正に伴い、それぞれ所要の整備を行うものでございます。  次に、附則でございますが、第1項は、この条例の施行期日を平成26年4月1日からとするものでございます。ただし、指定管理者に係る改正規定の一部につきましては、公布の日からとするものでございます。次に、44ページから45ページにかけまして、第2項及び第3項につきましては、条例の改正に伴う経過措置を定めるものでございます。  次に、47ページをお開き願います。議案第75号、川崎市霊堂条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。この条例は、50ページの制定要旨にございますとおり、霊堂の管理の一部を指定管理者に行わせることとするため制定するものでございます。  改正の内容でございますが、初めに、第1条の次に指定管理者に関する規定を加え、第1条の2は指定管理者について、第1条の3は指定管理者が行う管理の基準について、48ページに参りまして、第1条の4は指定管理者が行う業務の範囲についてそれぞれ規定するものでございます。次に、48ページから49ページにかけまして、第2条から第14条につきましては、今回の改正に伴い、それぞれ所要の整備を行うものでございます。  次に、附則でございますが、第1項は、この条例の施行期日を平成26年4月1日からとするものでございます。ただし、指定管理者に係る改正規定の一部につきましては、公布の日からとするものでございます。次に、第2項及び第3項につきましては、条例の改正に伴う経過措置を定めるものでございます。  次に、79ページをお開き願います。議案第86号、町田市道路線の認定の承諾についてでございます。町田市長が麻生区上麻生7丁目204番7ほかの区域を町田市道路線として認定することを承諾することにつき、道路法第8条第4項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。なお、資料といたしまして、80ページに当該路線の位置図がございますので、後ほど御参照いただきたいと存じます。  次に、83ページをお開き願います。議案第87号、市道路線の認定及び廃止についてでございます。初めに、1の認定につきましては、83ページから84ページにございます整理番号20から31までの12路線でございまして、これらは、宅地造成などにより新たに道路が設置されるなど一般交通に必要と認められますので、市道として認定したいというものでございます。次に、2の廃止につきましては、84ページにございます整理番号32から37までの6路線でございまして、これらは、一般交通に利用されていないことなどにより不要となりますので、廃止したいというものでございます。なお、資料といたしまして、85ページから100ページに、路線ごとの認定及び廃止の理由並びに見取り図がございますので、後ほど御参照いただきたいと存じます。  続きまして、報告につきまして御説明申し上げますので、別冊、黄色い表紙の報告書23ページをお開き願います。報告第6号、平成24年度川崎市墓地整備事業特別会計繰越明許費繰越額の報告についてでございます。これは、繰越明許費の繰越額が確定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により御報告するものでございます。  それでは、内容につきまして御説明申し上げますので、次の24ページをお開き願います。1款1項墓地整備事業費の早野聖地公園墓地整備事業でございまして、繰越明許費は1億3,801万2,000円でございましたが、早野聖地公園において石材調達に不測の日時を要し、墓所を整備する工事が遅延したことにより、1億2,862万2,900円を翌年度に繰り越すものでございます。  引き続き、27ページをお開き願います。報告第7号、平成24年度川崎市生田緑地ゴルフ場事業特別会計繰越明許費繰越額の報告についてでございます。これは、繰越明許費の繰越額が確定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により御報告するものでございます。  内容につきまして御説明申し上げますので、次の28ページをお開き願います。1款1項ゴルフ場事業費の生田緑地ゴルフ場クラブハウス改築事業でございまして、繰越明許費は6,170万円でございましたが、生田緑地ゴルフ場のクラブハウス建てかえ工事において、関係機関との調整に不測の日時を要したことから、6,059万4,000円を翌年度に繰り越すものでございます。  以上で、建設緑政局関係の議案並びに報告の説明を終わらせていただきます。 ○議長(浅野文直) ここで、いっとき副議長と交代させていただきます。    〔議長退席、副議長着席〕 ○副議長(飯塚正良) それでは、議長と交代させていただきます。港湾局長。    〔港湾局長 大村研一登壇〕 ◎港湾局長(大村研一) 港湾局関係の議案並びに報告について御説明申し上げますので、議案書の51ページをお開き願います。  議案第76号、川崎市港湾施設条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。このたびの条例改正は、53ページの制定要旨にございますように、川崎港コンテナターミナルの運営に指定管理者制度を導入できるよう、港湾施設の管理を指定管理者に行わせることができることとするため実施するものでございます。  51ページにお戻りいただきまして、改正の内容でございますが、中段にございます第2条の2につきましては、指定管理者の指定要件と指定管理者の指定手続について規定するものでございます。  次に、52ページをお開き願います。第2条の3につきましては指定管理者が行う管理の基準を、第2条の4につきましては指定管理者が行う業務の範囲をそれぞれ規定するものでございます。次に、港湾施設の管理を指定管理者が行う場合に、第3条以下の規定において、市長にかわって指定管理者が担うこととなる部分の読みかえについて、第3条第1項で規定するものでございます。指定管理者が担うこととなる部分といたしましては、第3条の利用許可、第5条の利用期間の延長、第6条の利用許可基準、第7条の利用制限等、第8条の利用許可の取り消し、変更等、第12条の工作物等の設備の付設等の承認、第16条の原状回復の検査の実施でございます。次に、第10条につきましては、港湾施設の利用に係る責任について、指定管理者も市と同等と規定するものでございます。第16条につきましては、原状回復に係る検査の実施者を明確にするため改めるものでございます。  次に、附則についてでございますが、まず、附則第1項として、この条例の施行期日を平成26年4月1日とするものでございます。ただし、指定の手続に係る規定は公布の日から施行するものでございます。  次に、右の53ページに参りまして、事業計画書等の提出の特例についてでございます。今回、指定管理者制度の導入を予定しております川崎港コンテナターミナルの運営における指定管理者の選定は、非公募で行う予定でございます。その理由でございますが、川崎港コンテナターミナルの運営主体は、京浜港全体の港湾運営会社の設立という目標に向け、指定管理の段階から経営統合に向けた交渉を行う必要があり、また、公共埠頭の公共性を維持するとともに、本市の港湾政策や産業政策をその運営に反映することが求められることから、本市の出資法人でなければこのような業務は担えないものと考えております。したがいまして、市長が指名した者を指定管理予定者とするものでございます。そのため、第2条の2第2項の規定では、公募によって、指定管理者の指定を受けようとする者から事業計画書の提出を求めるということになっておりますが、附則第3項により、市長が指名した者に限って事業計画書を提出できるとする特例を設けるものでございます。議案第76号の御説明は以上でございます。  次に、黄色い表紙の報告書の19ページをお開き願います。報告第5号、平成24年度川崎市港湾整備事業特別会計繰越明許費繰越額の報告についてでございます。これは、地方自治法施行令第146条第2項の規定により御報告するものでございます。  内容につきまして御説明申し上げますので、20ページをお開き願います。1款1項運営費の港湾計画事業について2,335万5,575円を、2項整備費の東扇島コンテナ事業について4,576万6,993円を、また東扇島施設事業について1億5,426万2,625円をそれぞれ翌年度に繰り越すものでございます。  以上をもちまして、港湾局関係の議案並びに報告についての御説明を終わらせていただきます。 ○副議長(飯塚正良) 消防局長。    〔消防局長 福井昭久登壇〕 ◎消防局長(福井昭久) 消防局関係の議案につきまして御説明申し上げますので、議案書の55ページをお開き願います。  議案第77号、川崎市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。この条例は、消防法施行令及び消防法施行規則の一部改正により屋内消火栓設備の技術上の基準が追加されたことに伴い、本市において当該基準に付加する屋内消火栓設備の技術上の基準を定めるため、この条例を制定するものでございます。  次に、改正内容についてでございますが、第42条に規定する屋内消火栓設備に関し、付加する新たな設備の基準といたしまして、水源は3.2立方メートル以上とすること、性能は、2個の屋内消火栓を同時に使用した場合に、それぞれのノズルの先端において放水圧力が0.17メガパスカル以上で、かつ放水量が毎分80リットル以上のものとすることを定めるものでございます。  次に、附則についてでございますが、この条例の施行期日を平成25年10月1日とするものでございます。  以上で、消防局関係の議案の説明を終わらせていただきます。 ○副議長(飯塚正良) 教育長。    〔教育長 渡邊直美登壇〕 ◎教育長(渡邊直美) 教育委員会関係の議案につきまして御説明を申し上げますので、議案書の57ページをお開き願います。  議案第78号、川崎市立学校の設置に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。この条例は、川崎高等学校附属中学校を新設するため制定するものでございます。  改正内容につきましては、別表第2中の中学校の名称及び位置につきまして、川崎市立川崎中学校、川崎市川崎区下並木50番地の後に、川崎市立川崎高等学校附属中学校、川崎市川崎区中島3丁目3番1号を追加するものでございます。  附則でございますが、この条例は平成25年10月1日から施行すると施行期日を定めるものでございます。  続きまして、議案書の59ページをお開き願います。議案第79号、川崎市立高等学校入学選考料等徴収条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。この条例は、川崎高等学校附属中学校の入学選考料を新設するため制定するものでございます。  改正内容につきましては、題名の中に、川崎市立川崎高等学校附属中学校の文言を加え、第1条中の入学選考料等を入学選考料、入学料、授業料及び聴講料並びに川崎市立川崎高等学校附属中学校の入学選考料に改め、第2条第2項に、附属中学校の入学選考料の額は2,200円とすると定めるものでございます。  附則でございますが、この条例は公布の日から施行すると施行期日を定めるものでございます。  続きまして、議案書の61ページをお開き願います。議案第80号、川崎市高等学校奨学金支給条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。この条例は、奨学金を奨学生が在学する学年等の区分に応じて支給することとし、及び川崎市奨学金審査会を廃止するため制定するものでございます。  改正内容につきましては、第5条でございますが、奨学金の決定について、これまで審査会に諮っていた手続を廃止し、教育委員会が毎年度予算の範囲内において決定することに改めるものでございます。第6条でございますが、奨学金の額について、月額で定めていたものを、国公立及び私立の別並びに学年別の年額に改め、第1項第1号は、国公立の高等学校に在学する生徒への奨学金の支給額を定め、62ページに参りまして、第2号は、私立の高等学校に在学する生徒への奨学金の支給額を定め、第2項は、専攻科または別科に在学する生徒への奨学金の支給額を定めるものでございます。  附則でございますが、この条例は平成26年4月1日から施行すると施行期日を定めるものでございます。  続きまして、議案書の101ページをお開き願います。議案第88号、黒川地区小中学校新設事業の契約の変更についてでございます。今回お願いいたします契約の変更は、はるひ野小中学校給食室衛生その他設備改修工事に伴うサービス料の改定、並びに事業契約書第55条に規定する教職員・児童数の増加及び基準金利等の変動に伴うサービス料の改定を行うことにより、契約金額57億9,324万1,987円を58億7,826万6,673円に変更をお願いするものでございます。  以上で、教育委員会関係の議案の説明を終わらせていただきます。 ○副議長(飯塚正良) 病院局長。    〔病院局長 小金井 勉登壇〕 ◎病院局長(小金井勉) 病院局関係の報告につきまして御説明申し上げますので、黄色い表紙の報告書の31ページをお開き願います。  報告第8号、平成24年度川崎市病院事業会計継続費繰越額の報告についてでございます。これは、地方公営企業法施行令第18条の2第1項の規定により御報告申し上げるものでございます。  内容につきまして御説明申し上げますので、次の32ページをお開き願います。事業名は井田病院再編整備事業でございまして、この事業は平成21年度から平成26年度までの6カ年継続事業でございまして、継続費の総額は157億4,313万9,000円でございます。4年次目に当たります平成24年度の予算計上額は、12億6,791万1,000円でございます。この額に、前年度からの逓次繰越額1億9,695万263円を加えました平成24年度継続費予算現額は、14億6,486万1,263円でございます。これに対します支払い義務発生額は6億3,162万5,482円でございまして、残額の8億3,323万5,781円を翌年度に逓次繰り越しするものでございます。翌年度逓次繰越額に係る財源内訳は、企業債が6億6,100万円、自己資金が1億7,223万5,781円でございます。  以上をもちまして、病院局関係の説明を終わらせていただきます。 ○副議長(飯塚正良) 上下水道事業管理者。    〔上下水道事業管理者 飛彈良一登壇〕 ◎上下水道事業管理者(飛彈良一) 上下水道局関係の報告について御説明申し上げますので、黄色い表紙の報告書の35ページをお開き願います。  報告第9号、平成24年度川崎市下水道事業会計予算繰越額の報告についてでございます。これは、地方公営企業法第26条第3項の規定により御報告させていただくものでございます。  内容につきまして御説明申し上げますので、次の36ページをお開き願います。平成24年度川崎市下水道事業会計予算繰越計算書でございますが、これは、地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰越額でございます。  その内容でございますが、第1款下水道事業資本的支出第1項建設改良費の公共下水道整備事業について、平成24年度の予算計上額169億6,195万8,000円に対しまして、支払い義務発生額が85億9,687万4,611円、翌年度繰越額が81億3,000万円となったものでございます。また、不用額につきましては、2億3,508万3,389円でございます。翌年度繰り越しとなった主な理由といたしましては、国の緊急経済対策に伴う補正への対応など、関係機関との調整に日時を要したことによるものでございます。  続きまして、39ページをお開き願います。報告第10号、平成24年度川崎市水道事業会計予算繰越額の報告についてでございます。  内容につきまして御説明申し上げますので、次の40ページをお開き願います。平成24年度川崎市水道事業会計予算繰越計算書でございますが、これは、地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰越額でございます。  その内容でございますが、第1款水道事業資本的支出第1項建設改良費の原水施設費、配水施設費、施設再構築事業及び耐震管路等整備事業につきまして、合計額にございますように、平成24年度の予算計上額120億3,678万9,000円に対しまして、支払い義務発生額が86億7,374万6,400円、翌年度繰越額が11億8,959万5,742円となったものでございます。また、不用額につきましては、21億7,344万6,858円でございます。翌年度繰り越しとなった主な理由といたしましては、他の自治体等、関係機関との調整に日時を要したことによるものでございます。  続きまして、43ページをお開き願います。報告第11号、平成24年度川崎市工業用水道事業会計予算繰越額の報告についてでございます。  内容につきまして御説明申し上げますので、次の44ページをお開き願います。平成24年度川崎市工業用水道事業会計予算繰越計算書でございますが、これは、地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰越額でございます。  その内容でございますが、第1款工業用水道事業資本的支出第1項建設改良費の原水施設費及び浄水施設費につきまして、合計額にございますように、平成24年度の予算計上額5億607万4,000円に対しまして、支払い義務発生額が3億6,561万8,403円、翌年度繰越額が8,399万9,484円となったものでございます。また、不用額につきましては、5,645万6,113円でございます。翌年度繰り越しとなった主な理由といたしましては、鉄道事業者等関係機関との調整に日時を要したことによるものでございます。  以上をもちまして、上下水道局関係の予算繰越額の報告を終わらせていただきます。 ○副議長(飯塚正良) 以上で、報告第15号を除く日程第7の各案件に対する理事者の説明は終わりました。  なお、報告第15号は地方自治法第180条の規定による市長の専決処分の報告でありますが、この際、説明を省略させていただきますので、御了承を願います。  それでは、議長と交代いたします。    〔副議長退席、議長着席〕           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−    〔菅原 進、宮原春夫退席〕 ○議長(浅野文直) 次に、 △日程第8の議案第91号、川崎市監査委員の選任についてを議題といたします。  直ちに、理事者に提案理由の説明を求めます。市長。    〔市長 阿部孝夫登壇〕 ◎市長(阿部孝夫) 議案第91号、川崎市監査委員の選任についてでございますが、このたび、東正則議員、石川建二議員の監査委員の退任に伴い、その後任といたしまして、菅原進議員、宮原春夫議員を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定によりまして、御提案申し上げるものでございます。なお、略歴につきましては、参考資料を添えてございますので御参照いただき、御審議のほどをよろしくお願い申し上げます。 ○議長(浅野文直) 以上で説明は終わりました。  これより質疑を行いたいと思いますが、質疑の申し出がありませんので、これをもちまして質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件につきましては、この程度をもちまして直ちに起立により採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野文直) 御異議ないものと認めます。それでは、議案第91号を起立により採決いたします。  お諮りいたします。ただいまの議案第91号につきましては、同意することに賛成の議員の起立を求めます。    〔局長「総員起立」と報告〕
    ○議長(浅野文直) 総員起立であります。よって、本件につきましては同意することに決定いたしました。    〔菅原 進、宮原春夫着席〕           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○議長(浅野文直) 次に、 △日程第9の神奈川県内広域水道企業団議会議員の選挙を行います。  このたび、神奈川県内広域水道企業団議会議員として本市議会から選出されておりました粕谷葉子議員、菅原進議員、鏑木茂哉議員が同企業団議会議員を辞職されました。本件は、その後任者3人を選挙するものであります。  お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定によりまして、指名推選の方法により、本職から御指名申し上げたいと思いますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野文直) 御異議ないものと認めます。よって、本職から御指名申し上げます。  神奈川県内広域水道企業団議会議員に、為谷義隆議員、佐野仁昭議員、花輪孝一議員、以上3人の議員を御指名申し上げます。  お諮りいたします。ただいま御指名いたしました3人の議員を当選人と定めることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野文直) 御異議ないものと認めます。よって、神奈川県内広域水道企業団議会議員に、為谷義隆議員、佐野仁昭議員、花輪孝一議員の3人の議員が当選されました。  なお、ただいま当選されました3人の議員が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○議長(浅野文直) 次に、 △日程第10の神奈川県川崎競馬組合議会議員の選挙を行います。  このたび、神奈川県川崎競馬組合議会議員として本市議会から選出されておりました後藤晶一議員、鏑木茂哉議員が同競馬組合議会議員を辞職されました。本件は、その後任者2人を選挙するものであります。  お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定によりまして、指名推選の方法により、本職から御指名申し上げたいと思いますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野文直) 御異議ないものと認めます。よって、本職から御指名申し上げます。  神奈川県川崎競馬組合議会議員に、菅原進議員、嶋崎嘉夫議員、以上2人の議員を御指名申し上げます。  お諮りいたします。ただいま御指名いたしました2人の議員を当選人と定めることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野文直) 御異議ないものと認めます。よって、神奈川県川崎競馬組合議会議員に、菅原進議員、嶋崎嘉夫議員の2人の議員が当選されました。  なお、ただいま当選されました2人の議員が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○議長(浅野文直) 次に、 △日程第11の神奈川県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。  神奈川県後期高齢者医療広域連合議会議員として本市議会から林浩美議員、雨笠裕治議員、花輪孝一議員、以上3人の議員を選出しておりますが、同後期高齢者医療広域連合議会議員の任期は平成25年6月30日であります。本件は、その後任者3人を選挙するものであります。  お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定によりまして、指名推選の方法により、本職から御指名申し上げたいと思いますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野文直) 御異議ないものと認めます。よって、本職から御指名申し上げます。  神奈川県後期高齢者医療広域連合議会議員に、大庭裕子議員、尾作均議員、粕谷葉子議員、以上3人の議員を御指名申し上げます。  お諮りいたします。ただいま御指名いたしました3人の議員を当選人と定めることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野文直) 御異議ないものと認めます。よって、神奈川県後期高齢者医療広域連合議会議員に、大庭裕子議員、尾作均議員、粕谷葉子議員の3人の議員が当選されました。  なお、ただいま当選をされました3人の議員が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○議長(浅野文直) お諮りいたします。本日はこれをもちまして散会することとし、明日4日から11日までの8日間は議案研究等のため休会とし、次回の本会議は6月12日の午前10時より再開し、各会派の代表質問を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅野文直) 御異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたしました。           −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○議長(浅野文直) 本日はこれをもちまして散会いたします。                 午後0時40分散会...